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比重 熱膨張係数
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ものづくりの感性 かつて大田区の町で育った子供たちは、金属などの材料を体で覚えてきた。 町工場の廃材置き場から、ちょっと「お借りした?」鉄パイプでチャンバラをし 鉄パイプの硬さと重さを体にしみこませた。 体の小さかった私は、軽合金のアルミパイプを発見したとき自慢げに腰に挿し その美しい白銀色を見せびらかしたものだ。 しかし、戦いの場面で脆くもその自慢を打ちくだかれっていった。 鉄パイプの硬さの前には、アルミパイプなど紙筒のようなものだったからだ。 今思うに、そのころ伊藤精機さんのチタンパイプがあったら向かうところ敵無し であったろうと・・・。 今私は、このような経験をしてこなかった子供たちに、都立高専でものづくりを 教えている。 教科書の中から抜け出して、五感を使って素材を判断する能力を持とうと語り かけている。 町工場の中から借りてきた部品の数々、金型に使う鉄系材料、デジタル機器 のマグネシウム合金、航空機用のジュラルミン、計測機器のチタン、OA機器 のアルミ・亜鉛、そしてABSやアクリルなどのプラスチック樹脂。 これらの重さ・硬さなどを体験した後、「比重」や「硬度」などを学んでいく。 数字はインターネット上に転がっている、まず五感で感じよう! 私の授業を受けられない方々へ 五感から材料を判断するのに必要な知識集をお届けする。
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